旭川より冬の便り。今年最初の雪が降りました。
悩んだ末、タイヤ交換もしました。
こんにちは。晴翔です。
最近の旭川は12月半ばにならないと根雪にもならないので、もったいないなぁと思いつつ、子供もいるのでね、安全はお金では買えませんし急遽交換しました。
さて前回記事「超簡単!!美味しいお米の選び方」では、特にこだわりはない方も、これだけを知っていればまず失敗しないお米の見分け方をお教えしました。
今回は、もう少しマニアックにいこうかと思います。(笑
お米の味はこんなに違う!
現在の北海道米ですが、品種の種類が昔より格段に増えたのですが、皆さんはどれくらいご存知でしょうか?
「きらら397」「ゆめぴりか」「ほしのゆめ」「ななつぼし」
これらが知名度ではトップ4を飾るのではないでしょうか。
でも味の違いなんてどれもそんなに変わらないんじゃ・・・
そんなことありません!!
むしろプロは品種選びから入ります!
ではまず簡単な違いから。大きく違うのはお米の粘りです。
それに次いで、甘味や硬さなども違いの基準になってきますが、わかりやすいのは粘りですね。
お米の違い分布
そもそも、昔北海道米が美味しくないと言われていた時代、北海道米はパサパサだったのです。その窮地を救ったのが「きらら397」なのですが、上にあげた4種類の中では一番粘りが弱い部類になってきます。順位をつけると
(粘り弱い)
「きらら397」
↓
↓
「ほしのゆめ」
↓
「ななつぼし」
↓
↓
「ゆめぴりか」
(粘り強い)
のような関係になります。
北海道米は、おおよそこの「きらら397」をあっさりの基準として、もちもちと粘りの強い「ゆめぴりか」の間にそれぞれ色んな種類が分布するような形になります。
もちろん例外もありますが、今後北海道米として強く販売していくと思われるのはこの 「中間」のお米になってくると思います。
じゃあ「ゆめぴりか」が美味しくて、「きらら397」が美味しくないのか?
そんなことはありません。
想像してみてください。。。
もちもちでお米どうしがしっかりくっついた「チャーハン」
あんまり美味しそうではないでしょ?
そうです。料理によって扱いやすい品種が存在するのです!!
だからプロはお米から選びます!
お米選び。結局どれがいい??
日本にはお米を使った料理、もしくはお米に合わせると美味しい料理が豊富にあります。
なので、それぞれにあわせて品種選びをすることが大事になってくるのです。
さぁここまで読んで、余計なにがいいんだろう?と迷った方も多いかと思います。
安心してください。そんな方は「ななつぼし」がいいですよ。
現北海道米の中でのオールマイティプレーヤー!どの料理にも合わせやすく、お米の味自体もとても良い。
そりゃあ生産量も上がるわけです。たしか今北海道で一番作られているお米です。
さて、まだまだ伝えきれていない北海道米の魅力。
↓↓↓↓北海道米の美味しい特徴をそれぞれまとめましたよ☆
自分にあったお米を探してもらえると嬉しいです。
それでは~
コメント
安心で美味しい、ななつぼしを探しています。
新米が出たら購入したいのですが特Aランクのななつぼしは少ないのでしょうか?。
一度特Aランク北海道産と言う事で注文しましたが、東京からの発送で食べてみたところナナツボシとは思えない事が有りました、美味しいナナツボシの買える処を教えて下さい。
田中様
コメントありがとうございます。
まず特Aのお米についてですが、答えだけ言いますと27年産の「ななつぼし」は全て特Aと表記できます。
この特AやAといった評価は農水省の機関がその年ごとに「品種の評価」をしたものになります。
ですので、お米の味については販売店の仕入れや保存で大きく変わる為、特Aなどの評価はあまり気にされなくて良いですよ。
これらの評価についての詳細や、美味しいお米を買えるところについて近日中にまとめて記事にしますので、少しだけお時間をいただけたらと思います。
嘘は言ってないですし、仕方ないのですが特Aという表現はちょっとずるいですよね。
詳しくはまた書きますが、普通のお店でも「1等米」「低タンパク」等を売りにして宣伝しているところは、お米の味に自信があるお店が多いです。
とりあえず参考までに。
田中様
お米を買えるお店を選ぶ基準とお店の紹介記事が出来ました。
ぜひご確認ください。
http://activateproject.com/okome-tuuhan/
ただ、新たに調べた中で先日コメントで書いた「低タンパク」が必ずしも美味しいお米を表さない事がわかりました。
大変失礼致しました。
記事中にはそれについての理由も書いてありますので、読んで頂けたら幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
コメント欄にて、失礼します。
私は、道北のT町で米農家をしてる者ですが美味しい米を、お探しなら農協の直売を利用してみては、どうでしょう!最近じゃ農協どうしの産地間競争も、激しく各農協で独自のホームページを持って居ますから注文も、メールで可能ですよ興味が有れば是非覗いて見て下さい。