30代で気を付けたいアキレス腱断裂。切れたらどうすればいいのか。

やってしまいました。アキレス腱の断裂。

調べてみると、30代~40代の男性に多いみたいです。

やってしまったものは仕方ないので、実体験をもとに、対処法を書いていきたいと思います。

まずは病院を受診

アキレス腱を切ると『ブチっ』という音とともに、じわじわと痛みが増してきます。

切れた時の状況により、かかとの骨にも影響があることがあるらしいので、とにかく病院に行くまでは安静に。

ここで注意点として、僕がそうでしたが、休日に地方で子供と遊んでいる時になってしまったため、救急外来の受信でした。

救急なので、専門のお医者様がいる確率も低いことと、地方だと設備等の関係により、大きな市の当番病院を紹介されることもあります。

とりあえず、近くの病院を探すことになるかと思いますが、休日の場合は落ち着いて大きな市の病院に電話をしてから行くというのも大事かと感じました。

平日であれば、そのまま近くの「整形外科」を探して受診してください。

治るまでは4週間以上!自然療法か手術で治す

アキレス腱断裂の治療法は大きく分けて二つ。

手術をして繋ぐか、自然に繋がるまでギブスで固定。

それぞれメリット&デメリットがあります。

手術のメリットは、単純に治るのが早いことです。逆にデメリットは傷痕が残るこです。

自然治癒のメリットは傷痕が残らないこと。デメリットは治るまでのギブスの期間が1.5倍から2倍以上長くかかることです。

また、僕がお医者様から聞いた話しだと、治ってからも、自然治癒のほうが再発しやすいとのことでした。

僕は仕事で足を使うことが多いため、できる限り早く治したいので手術を選択しましたよ。

手術の実体験レポート!

とはいえ、手術は怖いですよね。

僕も本心では、手術はいやだなーと思ってました。

ということで、これから手術を検討している人へ、実体験を書き連ねていきます。

ちなみに、下半身麻酔をするか、部分麻酔で済ませるかなど、いくつかの方法はあるらしいので、詳しくはお医者様に確認してもらいたいですが、今回は僕の行った部分麻酔でサクサクっと終わった手術をレポートしますよ。

まず、手術のための時間は驚くほど短いです。

前日に、血液検査等の簡単な検査をしてもらいます。

手術当日、手術の1時間前に病院に到着。

このご時世なので、コロナのPCR検査をし、陰性を確認後、点滴を腕にします。

その後手術室移動。(僕はこの間全て松葉づえの移動でしたが、腕に点滴の針もついたままになるので、車いすにしてもらったほうが楽です)

手術室ではうつぶせになり、血圧などを測ります。

この切るまでの時間が一番ドキドキです。

手術室は音楽が流れたり、看護師さんが話しかけてくれたりと割とリラックスできる状況は作ってくれてます。

看護師さんに確認しましたが、手術中に痛くなったら麻酔を足すので遠慮なく言ってくださいとのことでした。

実際僕は、2回ほど麻酔を追加してもらっています。最終的には痛みを感じない程度まで麻酔をかけてくれるので、我慢せずにハッキリ伝えましょう

ここで脅すのもなんですが、一番最初の麻酔が一番痛いです。

これさえ我慢できればあとは消化試合なので、気楽にいきましょう。

そして手術時間ですが、麻酔から傷口縫い終わり、ギブスをつけるまで全て足しても1時間半かからないくらいでした。

しかも特に希望がなければ、そのまま帰ることができます。

僕は、朝8時半に病院に着き、9時半からの手術を終え、12時過ぎには家に帰りつきました(笑)

ただ、加入している保険のことなどを考えると、1日入院したほうがお得な場合もあるので、その辺はご自分の加入している保険を確認し、入院についてお医者様と相談するのもありだと思います。

ダスキンの家事代行サービス

車いすor松葉づえ

病院を受診すると、レントゲンで確認し、アキレス腱断裂で間違いがない場合はギブスをつけてくれることになります。

手術後も、もちろんギブスです。

歩くためには最低でも松葉づえが必須です!

松葉づえは病院からのレンタルが可能ですが、一時金が必要なので注意が必要。

僕が借りた病院では、5000円の現金が必要で、松葉づえを返却したときに、この5000円が返ってくるシステムでした。

正直、僕はあまり現金を持ち歩く習慣がないため、手持ちが診察料と合わせてギリギリだったので、注意してください。

また、旅先の病院で松葉づえを借りる場合は、返却がその病院になってしまいます。返しに行くのが大変なので、借りるのを躊躇してしまうかもしれません。

ただ、郵送での返却などもできることがあるので、病院で確認し、できれば松葉づえは借りて使うことをおススメします。

多少なら、けんけんで移動もできるのですが、逆の足を痛める可能性も大きい事と、単純に最初のころは切れたほうの足が痛いです。(僕は強がってけんけんで動いてましたが、ふくらはぎの辺りが結構痛くなりました。松葉づえを使ってからの楽さに感動しましたよ)

腕の筋肉量の問題や、切ってしまった時の体調によっては、車いすのレンタルも考えてもいいかもしれません。

ダスキンなどで月に5000円程度でレンタルしてくれているので、少しお金はかかりますが、そちらを利用もありだと思います。

便利なギブスカバー!

足にギブスをつけて、一番困るのがお風呂です。

僕も夏の暑い時期に、アキレス腱を切ってしまったため、できれば毎日シャワーを浴びたいところ。

ただし、ギブスを濡らしてしまうと、匂いが臭くなるのと、最悪の場合カビが生えてしまうそうです。(妹の友人が体験済み(笑))

大きめのビニール袋にゴムを巻いて入るのでも大丈夫なのですが、ちゃんとゴムが効いているのか不安になりますし、なにより毎回の準備が面倒です。

そこで、病院の先生から直接おススメしてもらったのがこちら

お風呂用のギブスカバーです。

入口がシリコン製の伸びる素材で、足のふくらはぎの辺りでピタッと止まります。僕の場合、ギブスのかかとに足休めみたいな部品を固定してもらったので、入り口がかなりギリギリですが、なんとか付けることができました。なければ余裕で足を入れることができると思います。

これが、あるのと無いのとでは、お風呂の準備が格段に違うので、絶対購入したほうがいいです。

我が家も、妻にかなり迷惑をかけてしまいましたが、協力してくれる人の手間の削減にも繋がります。

それほど高いものでは無いですし、保証も90日と治るまでは余裕で使えるので安心です。

綺麗な足じゃなく申し訳ありませんが、一応着用画像です。

今現在、1週間使っていますが、中に水が入った事はありません。

ビニールの部分も割と厚手なので不通に使う分には破けることもなさそうです。

正直、病院代などでも出費がかさむので、買うか迷ったのですが、これは買って正解でした。

高額医療費の制度を活用

高額療養費とは、同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、
一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度です。
医療費が高額になることが事前にわかっている場合には、「限度額適用認定証」を提示する方法が便利です。

ということで、僕はあまり大きな病気などをしたことがなかったので知らなかったのですが、その月の医療費の支払い額が高額になった場合、申請すればお金が戻ってくる、もしくは限度額までしか払わなくてよくなる制度です。

収入によって限度額が変わるので、確認が必要ですが、手術をした人は多くの場合、適用されると思いますので、ぜひ調べてみてください。

自分でも申請できますし、僕の場合は病院の事務の方が代わりに申請してくれましたよ。

リンクを貼っておきますので、詳しくはこちらをご確認ください。

全国健康保険協会 高額医療費

まとめ

〇まずはなるべく動かさずに病院!

〇松葉づえor車いすを準備!

〇手術すると早く治るが傷痕が残る

〇自然治癒は時間がかかる

〇手術は半日で退院できるくらいサクサク終わる

〇お風呂はギブスカバーがあると超便利!

〇支払いが多くなったときは高額医療費制度を活用する

以上、アキレス腱を切ってしまって不安な方の為のレポートになります。

この記事を読んでいるということは、ほとんどの方が似たようなケガをされていると思うので、身に染みてお分かりかもしれませんが、今回の教訓はただ一つ!

運動の前にはストレッチをしよう!!!

特に30代~40代の人は体が動いても、アキレス腱などは年齢とともに老化が始まっています。

僕も数年ぶりにやった子供とのテニスで、身体が動くと調子にのった結果のケガでした。

ケガをすると普段簡単にできることも、かなり時間がかかったりと大変ですね。

健康のありがたみのわかる夏となりました。

皆様もケガには十分注意してください!

それではー。

おすすめ記事
スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。