北海道の雪まつりに必要な6つの心得☆準備万端で寒さを楽しもう!!

冬の北海道は札幌雪まつりや、旭川冬まつり、支笏湖氷瀑まつり、層雲峡氷瀑まつりを始めとして、各地で楽しいおまつりがたくさん開催されます!

冬の北海道だからこそ出来るイベント盛りだくさんですが、準備に失敗すると楽しいはずのおまつりが、寒いだけだったり、風邪をひいて悪い思い出にもなりかねません!ということで、知っておきたい冬の北海道を楽しむ心得です♪

北海道の雪まつりを楽しむ6つの心得

☆防寒(頭)

☆防寒(上)

☆防寒(下)

☆防寒(足)

☆雪道の歩き方

☆移動・距離感

防寒(頭)

まずは頭の装備から。

理想はこんな感じのニット帽です。

ニットキャップ

ただ、帽子はあまり好きじゃない、ニット帽に合う服装が出来ない場合等はこちら

イヤーウォーマー

こんな感じのイヤーウォーマーがあるといいですね。折りたたんで持ち運べたりもするので、カバンに入れておくのもありです。

最終手段はパーカーやフード付の物を上に着るのも良いのですが、視界が悪くなりますので、特に観光等の場合、ちょっと損をした気分になりますよね。

同じ理由で、子供には確実にニット帽か、イヤーウォーマーを準備してあげて下さい。周りが見えなくて、事故にあっても困ります。

北海道民の中でも頭は平気だろうと油断して、耳が凍傷になる人もいます。気温にもよりますが、冷たくなりすぎると、耳はものすごく痛くなりますし、それを通り越すと感覚が全くなくなります。危険ですので是非準備して下さいね。

防寒(上)

上着はダウンやコート等を着るのが最低条件です。個人的におススメはダウンですね。やはり長時間外にいる場合は暖かさが違います。

それとは別に是非準備したいもの。

腹巻き

腹巻きです!若い頃はおじさんがするものと思っていたこともありました。

しかし、一度使えば手放せなくなるこの暖かさ!!騙されたと思って使ってみて下さい!

今は薄手の目立たないものや、色んなカラーや柄があり、見えても恥ずかしくないものもたくさんあります。中にはカイロを入れる袋付きの物もあるんですよ。

普段でも腹巻きを使用することで、風邪をひく事も減りました。

そして、子供用にもう1つ

アンダータオル 汗取り

コレ知ってますか?

子供のシャツの下に着るタオル地のインナーなんです。この画像では判りづらいですが、わきの下はくっついていないので、子供が汗をかいたら、首元からすっと引き抜くことが出来るんです。

一番重宝するのはスキーなどのスポーツの時ですが、子供はただでさえ走り回って汗をかきやすいですし、汗びっしょりのシャツを寒い中着替えさせるのは、そのせいで風邪をひいてもおかしくない状況になってしまうので、あると本当に便利ですよ!

汗をかく状況ではなくても、着ておくだけで防寒にもなりますので、子供が居る方は是非準備してあげて下さい。

防寒(下)

さて、下はコレ

スーパーストレッチ タイツ

まぁ、いわゆるももひきですね。

スパッツでも、女性ならストッキングでもなんでもいいですが、ズボンの下には何かしらの装備をすべきです!

冬の北海道はマイナス10℃以下は普通です。そして、マイナス15℃を下回ってくると、寒さで肌がぴりぴりとした痛みを感じてきます。5分や10分外に居るくらいなら「あー寒かったー」で終わりですが、それ以上外に居る場合は痛みを覚悟しなければいけません。

ということで、雪まつりなどは外で雪像を楽しむイベントですし、痛みを我慢するよりは、ちょっと厚着になってでも、ももひきの着用をおススメします。

そして上下になりますが、理想はこちら

スノー ボード ウェア つなぎ

これは暖かいですよ!

まぁウィンタースポーツ用なので当たり前なのですが、意外とオシャレなウェアも多いですし、先日行った冬の動物園でも着ている人がいて、これは良いなと思いました。それを見るまで全然思いつきもしなかったので、ちょっと衝撃です。つなぎではなくても、ウェアを上下着るのもいいですね。

街でお店の中に入るとかはちょっと重装備になりすぎるかもしれませんが、雪まつりや冬まつりなどの外であるイベントにはばっちりだと思います。

ちょっと番外編

ウェア繋がりでもう1つ。

ヒップ プロテクター

ちょっとゴワゴワするので、普通のズボンの下には履けないのですが、スキーやスノーボードで転んだときに痛くないプロテクターになります。

防寒にもなりますし、冬道を歩きなれていない方も安心して転べます(笑

自転車に乗る方も使われるみたいですね。

防寒(足)

足元は重要です!

ぺらっぺらの靴で歩くと、足が冷たくなりすぎて地獄を見ることになりますよ!

靴下は2枚履き。その2枚目にカイロを張るとかなり良い感じです♪

靴も出来る限り冬靴を履いて下さい。

滑り止めで滑りづらいだけではなく、底が厚いのが多いので、冷たくなりにくいという特徴もあります。旅行で冬靴をもっていない。どうしようもない場合はコレ

ワンタッチスノーソール&ヒールセット 男女兼用

滑り止めは必須です。滑り止めが効いてない靴はいくら道民でも転びます。まぁ冷たさの面から考えても、冬靴を購入することをおススメしますよ。

雪道の歩き方

北海道の冬道は雪の有る所と無い所。路面が出ているか凍っているか等、滑りやすさが場所や時間で大きく変化します。

まず、気温による変化。

一番滑るのが0℃前後の、体感的にはそれほど寒さを感じない時です。

根本的に足元が滑る原因が、雪や氷が溶ける事で、凍った地面の摩擦が無くなるからです。

なので、マイナス15℃以下の日はほとんど滑りません。ただ気温がマイナスでも、地面が日光に当たっている場合、その場所は滑りやすくなっていますので注意が必要です。

余程冷え込みが厳しいとき意外は雪道は滑ると考えるのが妥当ですね。

次に地面の様子から。

車で踏み固められた道、横断歩道、ブラックアイスバーン。この辺が一番滑りますのでより一層の注意が必要です。

あと、雪が積もっていても、しっかり除雪が入っている場所等は雪の下が凍っていることもありますので気をつけてくださいね。

それをふまえて歩き方。

上げた方の足を地面に対し垂直に降ろすというのが基本です。

慣れるまでは不恰好になるかと思いますが、まずは転ばないのが先決ですね。

慣れてくれば体重移動で調整できます。要は足が地面に着くときに体重が垂直に地面に乗れば滑りません。多少滑っても靴の裏さえ冬仕様になっていれば、転ぶほどにはならないでしょう。

ただし、一番滑ると書いたブラックアイスバーンの道等は注意していても滑る可能性が高いです。この辺は1歩づつしっかり歩いて下さい。

道の見極めをしっかりすれば、雪があったりして意外と滑らない道もありますよ。

それでも怖い方は

トレッキングステッキ

これがあると便利です。

地元の人で使う人はそれほどいませんが、観光客の方だと見かけることもよく有ります。氷の上で転ぶと、最悪骨を折ったり、頭を打ったりすることも珍しくないので、歩くのに自信が無いのであれば怪我をするよりは使った方がいいですね。

移動・距離感

特に北海道外から来られる方は、移動でかかる時間等の感覚がかなり違うのでは無いかと思います。

北海道は雪も多く、路面の凍結もあるため、夏と冬でもかなり移動時間が変わります。

例えば旭川~札幌間は距離にして約140km

JRだと1時間30分程。

車だと高速に乗って2時間。乗らないと3時間30分くらいですかね。冬道はこれにプラス30分は見たほうがいいです。

ちなみに旭川~函館間を車で移動しようとすると、道を知っている人が高速道路を使っても6時間以上かかりますので、観光と考えるならあまり現実的では有りません。

冬道は北海道民でもよく事故を起こす危険な道がたくさんありますので、慣れない方は運転はしないほうがいいですよ。どうしても車を使いたい場合は4WDの車を選び、周りの車に影響されないようにゆっくり走ることを心がけて下さい。

地元の人は、道路の滑り具合も走っていると体感でわかるので、意外とスピードが出ている場合もありますが、滑るところはわかっていてその時はしっかりスピードを落としています。周りの車に流されてスピードを出すと、いざ滑るポイントで止まれずに事故を起こす可能性があります。

ということで、ゆっくり走るという前提で、車で移動をする場合は少なくとも30分以上はゆとりをもった予定を立てて下さいね。

お金はかかってしまいますが、一番安全なのは、都市間の移動は基本JR。市内近郊の移動はタクシーを使うといいですよ。札幌は市電や地下鉄も完備されているのであまり困りませんが、他の地域はどうしても車を使いたくなりますからね。各イベントや宿泊先で無料送迎バスが出ることも珍しくありませんので、行きたいイベントを見つけたら、まず無料のバスが無いかを探してみるのも手です。

冬の北海道は美味しいものいっぱいですし、その旬を食べられるおまつりもたくさんあります!その代わりとても寒いので、特に子供がいる方は厚着かなと感じるくらいで丁度いいですよ!日中気温が上がれば脱がせればいいだけです。

しっかり準備して、楽しい思い出にして下さいね☆

それではー。

by晴翔

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