今年の北海道は連続して訪れた台風と早い根雪。そして先日あった50年ぶりの積雪と、天候の荒れ方が酷いですね。
その中でも広範囲でかなりの被害のあった秋の台風。建物や道路、畑の被害もかなりのものでしたが、その台風の影響で南富良野にある「南ふらの農産物処理加工センター」では機械が完全に水没してしまいました。
そこで作られている北海道土産の定番の一つが
バタじゃが
みんな大好きじゃがバターを手軽に美味しく食べられる人気の北海道土産です。
使われるじゃがいもはもちろん地元富良野の『男爵』。
バターは男爵と相性のいい日高産のものが使われています。
ホクホクとした食感と北海道産バターの風味が絶妙に仕上げられたこのバタじゃがは、今ではリピーターになる人も少なくないようです。
台風の影響
さてこのバタじゃがが作られている工場は南富良野にあります。
この地区では今年の台風の影響で空知川が氾濫し、この工場にあったバタじゃがの機械も流されてしまったそうです。
収穫間近の畑ではジャガイモもかなりの被害を受けています。(ジャガイモは土の中でも大量の水に長時間浸かっていると腐ります。そもそも畑の土ごと流された畑も少なくないです。)
そんな状況ですが、このバタじゃがの工場では復興の一助にと機械メーカーも製造に1年近くかかる物を急ピッチで制作。なんと12月上旬に納品されました。JAもバタじゃがにするための男爵の確保。
今月から「バタじゃが」の生産は再開されました。
現状、台風の被害から元の生活に戻れていない方もたくさんいます。
先日ようやく釧路方面へのJR運行が再開されましたが、日勝峠の道路はまだ崩落したままですし、雪の影響でがれきの撤去や畑の復興も進んでいません。
そんな中での「バタじゃが」生産の再開が地域復興の一つの弾みになればなと思います。
これからのシーズンは雪まつりや冬まつり。スキーにスノーボードなど、冬ならではの北海道の楽しみが満載です♪
北海道観光のお土産に、ぜひ「バタじゃが」も候補に入れてくださいね。
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お取り寄せも出来ますよ!
ジャガイモ好きの方は、いつでも食べられるストックにどうぞ~☆
by晴翔