晴翔からの濃密な回答のおかげで、少し理解ができた新之介です。
前回のお話の続きになります。
農協が金貸し!?
確かに、よくよく考えるとJAローンとか、JA共済とか色々ありますよね。
そういうところから収入を得て、成り立っていたんですね。
逆に言うと、農作物の売買だけでは成り立たないということなんでしょうね・・・
もう構造的にどうすることもできない大きな問題があるのは
想像するに難くないですが・・・
大手スーパーをピラミッドの頂点とすると、その下に農協がいて、
その下に個々の農家の構造。
さらにスーパーの上には消費者がいるので、消費者が高い農作物を
買わなくなると、自動的に価格は上げられずしわ寄せは農家へと
なるわけですね。
そこで更にTPPによって海外の農作物が入ってくることで、
価格を高く上げることができないジレンマ。
もう素人でも分かります。
ぶっちゃけて、
産業としての農業は詰んでますよね。
この十数年のデフレで、なかなか物価を上げると言っても
日常的に買う食料品なんかは上げられないと思います。
特に北海道なんて、そもそも給料だってそう安々とは上がりませんから!
だからって、国内の農作物が安くするには限界があるからって諦めたら
食料自給率が下がり、そんな中、有事の際に慌てて動き出したって
遅いですもんね。
晴翔が国防まで飛躍した理由も分かる気がします。
うーん・・・
これは難しい問題だ・・・
農業関係のお偉いさんのぶっちゃけトークが聞いてみたい。