【TPP】新保険で農家収入を補償することは愚策ではないのか?

ブログネタのために食い漁って太った新之介です。

久しぶりに、真面目にTPPについて考えてみたいと思います。

今回は、

TPP対策としての農家収入保障の是非について

数日前に日経の速報記事で、

「農家の収入を保険で補償 TPP対策、保険料は国も負担」(日経新聞 電子版)

という記事が出ていました。

簡単に言うと、

  • TPP対策の柱として新しい農家収入保障作るよ
  • 保険入れる対象者はどんな品目を作っていても対象だよ
  • 過去の平均年収よりも下回った場合は差額を保証するよ

という感じです。

ただ、これは決定事項ではありませんし、これから

様々な議論はなされると思いますが、この方向性で

政府は今考えているということだと思います。

ここからは僕の考えで突っ走りたいと思いますが、

お金を配って黙らせるようにしか見えない

前回TPP記事で晴翔とも、僕らなりに考えましたが、

農業が厳しい状況ということは理解したつもりです。

今回、日経新聞に出ていた新保証を読む限りは、

TPP対策として現在の公的保険対象外の価格変動まで含めて、

手厚く保証するので安心してくださいね。

今まで通り気にせず作りたいものを作ってください。

そうな印象を受けましたが、

いやいやいや、その前に何か無いのかな?

TPP対策として今後の農業に対する展望、ビジョン的なものが。

晴翔のように、

「いっそ国防のため、有事の際に畑が生きていれば

いいので、農地の管理お願いしますね。

新補償はその報酬です。」

とか言ってくれたほうがよっぽど気持ちがいい。

もう、ここまで保証するなら公務員でいいんじゃない?

国としては、農家は公務員ではないし、最低限補償は

用意するつもりだからあとはなんとか頑張れ!ってこと?

国主体の抜本的な改革はやっぱり無理なのかなぁ。

ちょっと無責任に感じました。

農家に競争はないの?絶対サボる奴いるでしょ。

僕が新補償で懸念してしまうのは、

頑張っても頑張らなくても、それなりのものを畑で作れば

売れても売れなくてもある程度は収入が補償されるってことかと。

頑張らなくても、補償されるなら頑張らない人が出るのは必然かなと。

僕個人としては、そういう人には補償して欲しくはないです。

どうせならば、何か農業成長に対してチャレンジしている農家、

ビジネス的に結果を出している農家に農地を引き継いでやってもらいたい。

チャレンジした結果が失敗だった時の補償と、頑張らない人に対する

補償じゃ意味が大きく違いますよね。

新保証も案の段階だとは思うので、僕は補償は結果・チャレンジに対して

補償額を手厚くし競争を促進するような制度に欲しいです。

素人の目から見ても、農業は大きな転換期の真っ只中にいると思います。

そういう状況から、輸入牛肉負けずブランド和牛を創りだしたように、

第二第三の海外と戦える農作物が創りだされるといいなと思ってます。

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