2016/3/19放送の青空レストランで、宮城県気仙沼市の新名物
完熟牡蠣のオイスターソース
が紹介されました。
震災後、復興を目指しながら開発した、石渡商店の最高級のオイスターソースです。
牡蠣は、生食では、11月~12月に食べられることが多いです。
しかし、このオイスターソースに使うのは唐桑地区産の牡蠣で、3月~4月の産卵を控え、身がぎっりし詰まった濃厚クリーミーなものを使用しています。
そのめちゃめちゃ大きい焼き牡蠣を食べた宮川大輔さんは、
「うわー!うっまーい!」と絶叫していました。
唐桑の牡蠣は、加熱すると旨みが増すのそうです。
オイスターソースの作り方
通常のオイスターソースの作り方は、牡蠣を塩ゆでにし、調味料で味をつけます。
しかし、名人の作り方はまるで違います。
①牡蠣を丸ごと使うため、牡蠣をミンチにします。
②酵素を入れ、混ぜ合わせます。(身を溶かすため)
③80℃に温め、牡蠣の中にあるたんぱく質を分解し、旨みを失うことなく液体にします。
④醤油、水あめ、黒糖、水溶き小麦粉を加えます。
⑤4時間煮込み、瓶詰にし、あたためて熟成します。
牡蠣は口で噛んだだけでは全部の味を楽しめないのです。
それを溶かすことで、味がもろにのっかってくるといいます。
震災後に復興を目指し、開発を開始した苦労の賜物
震災の年の夏から開発をスタートし、2013年に完成しました。
開発には、2年を費やしました。
石渡商店の方は、「私たちの力ではなく、色んな人たちの力で出来た商品だ」とおっしゃっていました。
震災から復興まで、様々な壁を乗り越えたからこそ言えた言葉だと思いました。
深いです。思いが詰まっています。
普通はしょっぱくて舐めれないオイスターソースを宮川大輔さんは舐めてみました。
「あーうまい!おー濃い!しょっぱくない!」
「焼き牡蠣の味がぎゅーっとつまってる!」
大絶賛でした。
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