何食っても旨い北海道のままでいて欲しい!

新之介です。

前回、「産業としての農業は詰んでる」なんて

言っちゃいましたが、決して農業なんてやめちまえとか

思っているわけじゃないってことは言っておきます!

晴翔も言ってたけど、TPPで入ってくるような安い農作物とは

戦っている土俵が違う。大量生産には価格も勝てないでしょう。

けど、北海道には何食っても旨いという武器もあります。

そして、北海道は旨いものがある!っていうイメージという武器もあります。

(イメージというか事実、美味しいですけどね!)

長期的に見たとき、TPPで安いものがどんどん入ってくる中、

北海道が戦える武器はこれだけで、この武器をこの先もずっと

磨き上げていくしかないのかなと思います。

そしてきっと、一番やっちゃいけないのが、価格競争するために何かを

妥協して中途半端なものを作ることで、価格も勝てないし美味しくもない。

しまいには、「北海道って旨いもの減ったよね」みたいにイメージが

悪くなること。こうなったら、唯一の戦える武器も無くなり本当に農業が

「詰んだ」状態になってしまうのかなと思います。

思うに、新しく品種改良とかして旨くて作りやすいものを作り出すには、

一般の農家では難しいような感じがするので、国が主導なのか、地方の農協、

大きな農家が主導なのかは分かりませんが、本当の「強い農業」が実現

出来るよう進めていくのがいいんじゃないかって思います。

いや、きっと既に美味しい北海道米なんかも続々と出てきているので、

やっているところはどんどんやっているのでしょう。

晴翔の言う「国営化」。これもある意味ありだと僕も思いますが、

これやると絶対に言われたことしかやらない、ダメ農家も出てくる

気がして、ちょっと怖い気もする。

本当に、ひとつの方向に向かう「国営化」なら有り。けど、きっと

そうはならないだろうなっていうのが僕の考えかな。

(これは、どの業種でもそういう腐る人はいる。他にも言われたことしか

やらない人とか、やってもセンスが無い人とかね。)

どこにお金(税金)を掛けて戦っていくのか。

小泉進次郎農水部会長が地方農家行脚のニュースが出てたけど、

視察の結果、政府がどういう方向に農業を持っていくと答えを

出すのか楽しみにしたいと思います。

あ、僕は北海道産の農作物は何があっても食べ続けますよ!

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