行動展示で人気の旭山動物園。毎年設備の更新が行われたり、新しい動物が増えたりと日々進化し続けているんですよ!
そんな旭山動物園ですが、いざ行こうと思ってもどの交通手段で行くのがいいのか迷いますよね?そこで、札幌を起点に旭山動物園へのアクセス情報をまとめてみました!
車で行く方は『車で行く旭山動物園。混雑時の裏ルートも教えます』に詳細を書いたのでそちらをどうぞ!
【目次】
札幌から行く旭山動物園
おすすめは「Sきっぷ」を使いJRを利用する方法です。
①JRで札幌駅から旭川駅
(自由席片道2,540円:所要時間1時間30分)
②旭川駅北口東側「6番バス乗り場」からバスで旭山動物園へ
(片道440円:所要時間40分)
片道の合計が2,980円。所要時間が2時間10分となります。
※「Sきっぷ」とは、往復セットで購入することで格段に値段が安くなる「きっぷ」のことです。ただし、有効期限が6日間以内という制約もあります。
おすすめの理由としては、他の交通手段に比べて少し割高になりますが、体力的にも楽なので元気な状態で動物園に行くことが出来ます♪
旭山動物園は坂道が多いのでなるべく体力は温存しておきたいですからね。所要時間も雪などの気象条件に左右されにくいですし、便数も多く時間調整がしやすいという利点もあります。
札幌ー旭川の料金・所要時間を表にして比較してみました。
札幌ー旭川 | 片道料金 | 往復料金 | 片道所要時間 |
---|---|---|---|
JR | 2,540円 | 5,080円 | 1時間30分 |
バス | 2,060円 | 3,860円 | 約2時間 |
車(高速) | 5,146円 | 10,292円 | 約2時間 |
車(一般道) | 1,548円 | 3,096円 | 約3時間 |
※車はℓ(リッター)当り10km走る車でガソリン代が1ℓ120円として計算した概算です。詳細は後述します。また、高速料金も条件により割引き制度有り。
次に旭川駅から旭山動物園までを比較。
旭川駅ー動物園 | 片道料金 | 往復料金 | 片道所要時間 |
---|---|---|---|
バス | 440円 | 880円 | 約40分 |
タクシー | 3,500円 | 5,500円 | 約30分 |
車 | 120円 | 240円 | 約30分 |
※車はℓ(リッター)当り10km走る車でガソリン代が1ℓ120円として計算した概算です。タクシー料金は道路状況により変わります。
金額だけを考えるならバスの利用や、人数で割ることのできる車の利用も魅力的ですね。
次に、それぞれの交通機関の詳細を区間ごとにまとめていきます。
札幌から旭川までのアクセス
札幌から旭川までの交通手段としては「JR」「バス」「車」の3つ。それぞれのメリットとデメリットを調べました。
JRを利用する
まずは『おすすめ』にも挙げたJRから。
○札幌ー旭川
片道料金2,540円(往復5,080円)
所要時間 1時間30分
往復割引のある「Sきっぷ」が 5,080円で販売されており、片道に換算すると2,540円となります。「Sきっぷ」は6日間という有効期限があるため、状況によっては当日に購入する必要があります。Sきっぷはみどりの窓口で購入できますよ。
「Sきっぷ」を利用しない、通常価格だと自由席片道4,290円(往復8,580円)と1.5倍以上も割高になるので注意して下さい。
札幌ー旭川 は30分もしくは1時間の間隔で出発する便があるので時間の調整がしやすいです。移動の所要時間は約1時間30分となります。
路面の凍結など、気象状況にも左右されにくいので予定も立てやすいのもメリットの一つ。
デメリットとしては金額的な面だけかなと思います。特に旭川を通過点として他の観光地も巡る場合に往復の「Sきっぷ」が使えない場合は他の交通手段に比べてかなり違いが出てきますね。
とはいえ、「疲れ」も含めトータル的に考えて、1番のおすすめです。
バスを利用する
次にバスを利用する場合です。
公共の交通機関としては1番安い移動法になります。
○札幌ー旭川
片道料金2,060円(往復3,860円)
所要時間 2時間
「高速あさひかわ号」というバスを利用。
JRよりも片道で500円ほど安くなりますが、所要時間が30分ほど余計にかかります。
JR札幌駅東出口から近い、『札幌バスターミナル』から乗車し『旭川ターミナル』でおります。
こちらも往復で券を買うとお得で、往復料金は3,860円。
デメリットとしては、やはり路面状況や高速道路の混雑状況に左右されてしまうことです。事故の為に通行止めの区間が発生する場合もあるので、多少余裕をもって行動する必要があります。
また、『旭川ターミナル』は駅から徒歩5分ほどの場所にあるため、動物園行きのバス停までも少し歩くことになります。
それでもJRに比べ、往復で1,000円以上安くなるため、おみやげなどの為に少しでも節約したい方は候補に入るのではないでしょうか。
補足でもう一つ。
「新千歳空港」→「札幌」→「旭川」→「旭川空港」の流れで飛行機を利用した旅行の場合、JRで「Sきっぷ」が使えません。そうなると片道だけでも2,000円近く料金が変わるのでバスはかなりお得になりますよ。
車を利用する
北海道は車社会ですので、車を利用する方も多いかと思います。
車を利用した場合の料金と所要時間を概算で出してみます。
札幌ー旭川 | 片道料金 | 往復料金 | 片道所要時間 |
---|---|---|---|
JR | 2,540円 | 5,080円 | 1時間30分 |
バス | 2,060円 | 3,860円 | 約2時間 |
車(高速) | 5,146円 | 10,292円 | 約2時間 |
車(一般道) | 1,548円 | 3,096円 | 約3時間 |
参考までに先ほどと同じ表。
まず高速道路を利用した場合。
高速道路は『札幌IC』から『旭川北IC』までで料金が3,490円です。さて高速道路はETCを搭載している場合、時間帯や曜日によって割引になります。
具体的には、ETC利用で休日と深夜0時~4時の間は30%の割引です。
今回は例えば日曜日に利用した場合、片道料金2,440円となり1,000円以上お得になります。
一般道路を利用する場合は、主に『国道12号線』か『国道275号線』を通ることになります。
初めての方でもわかりやすいのは『国道12号線』を通るルートですが、交通量や信号の多さを考慮すると、おすすめは断然『275号線』を走るルートです。
ただし、滝川市からは『12号線』に合流することになるなど、途中で道を選ばなければいけないので、『275号線』を走る場合はカーナビを推奨します。
※夏のイベントシーズンやお正月、お盆などの連休時は12号線は渋滞の可能性がかなり高いです。この時期は、出来れば高速道路を利用した方がいいのですが、どうしても一般道でという場合は絶対に275号線にするべきです。
ガソリン代の計算
車の燃費や、道路状況、ガソリンの値段で大きく変わってきます。出している金額は概算ですので目安程度に利用してください。
〇高速道路利用のガソリン代=1,656円
〇一般道路利用のガソリン代=1,548円
距離が微妙に変わるため値段も違いますが、誤差の範囲ですね。
まず今回の試算は、
・1リットル当たりの走行距離が10㎞。
・ガソリン代 1リットル120円
として計算しています。
札幌IC-旭川北ICは距離にして約138㎞です。
〇138(㎞)÷10(㎞)×120(円)=1,656円
高速道路なのでこれに高速料金を足して、
〇1,656円+3,490円=5,146円(これが上記表の高速利用時の料金です)
ETC休日割引の場合
〇1,656円+2440円=4,096円
実際は長距離運転の場合、1リットル当たり15㎞~20㎞走る車も珍しくありませんのでガソリン代はもう少し安く済むかと思います。
また、金額は乗っている人数で割ることができますので、高速道路を利用しても、2人以上乗車でバスとそれほど変わらない金額になります。(ETC割引を利用すればバスよりも安いですね)
一般道路(国道275号線)を利用した場合、距離にして129㎞。
〇129(㎞)÷10(㎞)×120(円)=1,548円
先ほども書きましたが長距離運転の場合、1リットル当たり15㎞~20㎞走る車も珍しくありません。例えば20㎞走る車の場合、単純に金額も半分で済むため774円という格安で移動することが出来ます。
ただし移動時間は約3時間と、JRに比べて倍もかかります。途中で色々なお店や観光地に寄ることが出来るというメリットもありますが、3時間の運転はかなり疲れます。車を使うのであれば高速道路の利用がおすすめです。
ちなみにレンタカーを利用した場合、車種によって変わりますが1日7,000円~10,000円です。上記の金額がおよその追加分になりますので参考にして下さい。
旭川駅から旭山動物園
旭川駅についたら、バスかタクシーに乗り換えです。
バスを利用する
バス停は北口東側の出口を出てすぐのこの場所にあります。
6番乗り場です。
目印としてはイオンがある方が西、大きな病院がある方が東です。
乗るバスは「41番」か「47番」
30分おきに出ているので、時間はあまり気にせずに乗ることができますよ。
動物園までの所要時間は約40分です。
タクシーを利用する
値段は高くなりますが、タクシーを利用するという選択肢も。
料金は片道で約3,500円。所要時間は約30分です。
小さい子供がいる場合などは、トイレなども途中で寄りやすいですよね。
タクシーは定額のプランもあり、こちらで予約すると往復で5,500円とお得です。
気分的にも楽なのでタクシーを使いたいところですが、所要時間も10分ほどしか変わりませんし、料金もかなり違いがありますので個人的にはバスで問題ないと思います。
車を利用する
札幌から車で来た場合の続きです。
かなり大雑把ですが、車を利用した経路です。
高速道路は『旭川北IC』で降りると遠回りに見えるかもしれませんが、青く書いた道の方は信号も少ないのでスムーズに移動できます。
一般道路で来た場合は、かなり遠回りをしない限り市街を通ることになります。そのため、旭川に到着したと思っても、そこから50分くらい運転が必要になりますので注意して下さい。
ここまで来ればガソリン代は数百円程度なので計算は省略しますね。
まとめ
以上が札幌と旭川、旭山動物園へのアクセス方法になります。
やはり個人的にはJRの利用がおすすめですし、もし車を利用する場合でも高速道路を推奨します。移動で疲れてしまっては観光の楽しさも半減してしまいますからね。
北海道は観光地も多く、その後の日程次第では使う交通手段も変わると思いますので、これらのアクセス情報をぜひ参考にして下さい。
車を利用される方は、長時間の運転が予想されます。時間には十分余裕をもって、休憩も取りながらドライブを楽しんでくださいね☆
それではー。
by晴翔