先日知人に、北菓楼の11月限定商品を頂きました♪
ちょっと調べてみると、北菓楼では9月からの3ヶ月間「秋の月替わりバウムクーヘン」と題して限定バウムクーヘンが販売されているようです。
妖精の森 りんごバウムクーヘン
以前、新之助が絶賛していた北菓楼の「バウムクーヘン」。
この北菓楼自慢のバウムクーヘンが期間限定で秋の味覚と融合しています。
11月はりんご!
甘酸っぱくて美味しい秋の果物の代表格の一つですね。
ちなみに9月が栗。10月がかぼちゃでした。
パッケージも秋を感じるオシャレなデザイン。
開けると袋で密封されたバウムクーヘンが登場です♪
中には、妖精の森のバウムクーヘン物語がつづられた紙が入っています。
Der Koenig der Kuchen~それはお菓子の王様の物語。
思い出すのは、赤みがかった日射しが差し込む、テーブルの風景。お父さんはまだ仕事から帰ってこない。森の中で木を切っている。お母さんと二人だけのその部屋は、ティーを煎れるためのケトルの音と、柱時計の刻むリズムが佇んでいる。母はおやつの時間になると、決まってこう言った。「男の子は強くなくてはいけません」。そして、微笑みながらバウムクーヘンを日射しのかかったテーブルへそっと置く。 僕はよく、父に連れられて森の中で遊んだ。木が放つ匂い、風のゆらめき、水の温度。自然はあるがままの姿で、僕の心を包んでくれた。優しい気持ちで家に帰ると、そこにはいつも、優しさでつくられた、お母さんのバウムクーヘンがあった。 大人になってから知った。バウムクーヘンとは、そのかたちが切り株に似ているだけではなく、生地を絡ませる心棒が「樫の木」でできているためだと。僕の祖国では、樫の木は特別なもので、森の木のシンボルだった。そして「強さのシンボル」とも言われていたようだ。母はきっと、バウムクーヘンに想いを馳せて、語りかけていたんだろう。 幼少の頃から自然とたわむれてきた僕は、今もたまに森へ出かける。森に入るときは旅人のような好奇心を、そして出るときは詩人のような夢を持っていた。そして今、僕の楽しみは、5歳になる息子と森に入ること。僕は言う。「森の中には心を強くする妖精がいるんたよ」。息子は言う。「妖精なんて見えないよ」。無邪気な口ぶりに僕は微笑む。不思議そうに顔をのぞき込む息子。太陽が赤みを帯びる頃、僕らはいつものように家へと帰る。 ポッッポッポ…。家ではグランドマザーが息子のためのバウムクーヘンを釜へ入れていた。いくつになっても母親の口癖は変わらない。「男の子は心も強くなくちゃいけないよ」。広大な大地でとれた小麦を使い、昔から変わらない作り方で焼き上がるバウムクーヘンは、森の香りがする。変わらない味を口にし、家族の絆はまた強くなる。バウムクーヘンの年輪は、幾時を経ても変わらない、母親の年輪。そう、心を強くする妖精は、いつもこのテーブルにいるんだ。 それは、息子が大人になっても、変わらない味。 |
ちゃんと切って食べられるように小さなナイフも付いています。
さて、早速封を開けてみると。。
りんごの爽やかな香りがフワッと香ってきます♪
誇張でもなんでもなく、正直袋を開けただけで香りがしてくると思っていなかったのでびっくりしました。
切るとこんな感じ。
写真だとちょっと見づらいのですがわかりますか?
型崩れしないようにプラスチック製の芯と皿がくっついているのですが、そこにも花や葉っぱの模様が入っているんです。
こういう細かいこだわりが、開けたときや食べるときにも楽しいですし、お土産で持っていった場合でもちょっとした話のタネになりますよね。
いよいよ実食!
美味しい!!
もちろんまず一番に来るのは”りんご”の香りです。と言っても焼き菓子なので”焼きりんご”の香りと言った方が正しいかな?
バウムクーヘンの甘さに負けないりんごの香りが見事にマッチしていて絶妙です♪
味や食感も「日本一しっとり」称されるバウムクーヘンは伊達じゃありませんね。
これは誰が食べても間違いない!
・・・と思ったのですが、うちの子たちに食べさせると意外と反応がイマイチ。
食べないわけでもないですし、ノーマルのバウムクーヘンはバクバク食べるので、焼きりんごの香りが苦手なのかな?
どうやら大人の味のようです。
親は残った分を数分のうちに全て食べてしまうくらいハマってしまったんですけどね。
大人気商品のバージョン違いというと微妙なものが多かったり、やっぱりノーマルの物の方がいいよね☆となりがちですが、これはすごく完成度が高かったです!
というか、こっちの方が好きという人も少なくないんじゃないかな?
うちは夫婦で分かれますが、僕はこっちの”りんごバウムクーヘン”の方が好きだったりします。
11月限定の商品ですので、気になる方やお土産に迷ってる方は是非試してみて下さい!
ノーマルバージョンはこちらからどうぞ↓
北菓楼 バウムクーヘン妖精の森 <高さ4cm> |
それではー。
by晴翔