今回は佐渡にある家のリフォーム。
佐渡は伝統芸能である能が残っている街。
その地元の文化、能の舞台を家の中に取り入れてました。
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椅子とテーブルに変身する舞台
こちらの家では玄関先にこの舞台を配置しました。
舞台の床に木のつなぎがあるのが見えるでしょうか。
これを取り外すと、床板がバラバラになります。
すると下に畳が敷かれたベンチが。
このベンチは可動式になっています。
そしてこの開いたスペースに、先ほど分解した床板を組み立てると、
なんとテーブルの登場!!
これでちょっとした掘りごたつのような一角ができあがります。
木の風合いも素敵ですよね。
舞台以外のシチュエーションでも!
このアイディアは素敵だけど、自分の家に舞台を作る人は普通いませんよね。
でもこれ、舞台だと思わなければ他にも応用の余地があるんじゃないかと思うんです。
例えば普段は子供の遊ぶスペースとして、ちょっとした小上がりに。
たくさんの来客があったときには、上のようにテーブルと椅子に変えて対応するなんてことも出来ますよね。
お店なんかでもいいかもしれませんね。
普段は掘りごたつのような形で座ってもらい、団体が入ったときには舞台のようにフラットにして、上にテーブルを乗せて対応する。ベンチの中に座布団も入れられるようにしておけば、スペースも確保できて一石二鳥です。
このお家の場合で、舞台部分だけで4畳分使っているので、ある程度広いスペースが必要にはなりますが、検討の余地はあるのではないでしょうか。
特に、自宅に掘りごたつが欲しいと考えている方は、うまく活用できるかも?