家の中に黒蟻がでてお困りの方はいませんか?
私の家がまさにそうでした。
どこの隙間から入ってくるのか、毎年色々な薬を試しながら蟻との格闘です。
そんな中、効果抜群と定評のある殺蟻剤を試したのでご紹介です。
アリメツ
こちらです。
液状の薬。
蟻駆除の流れを簡単に書くと
この液を蟻に吸わせる。
↓
蟻が巣に帰り、別の蟻が仲間からの情報を得て吸いに来る。
↓
液を吸ってから、4~8時間で吸った蟻が中毒死する。
↓
10日後くらいに、巣に残った卵が孵るのでもう一度「アリメツ」を仕掛ける
↓
蟻が巣ごと全滅
という流れになります。
使い方
箱の中には液剤とお皿が入っています。
その付属の皿に薬を入れます。
薬の成分は「糖分」と「ホウ酸」です。
口に入れると大変危険ですので、子供やペットなどが近づけないところに置いてください。
このお皿を、蟻が多いところに置きます。理想は、巣の近くや蟻の進入口です。
このまま待っていれば蟻が寄ってくるのですが、より蟻が吸いやすいようにティッシュorキッチンペーパーに液を浸みこませると寄りやすいです。
今回はこんな風にティッシュを小さくちぎって、蟻が吸いやすい道を作ってみました。
一匹、また一匹と次々に寄ってきます。
問題はこの薬は4時間後に中毒で死ぬことと、巣に戻って他の蟻を連れてくるのを待たなければならないので、この動いている蟻を放置しなければならないことです。
一応お腹いっぱいになったら巣に戻るらしいので、別のところには行かないと信じて放置です。
蟻が全滅するまでは、動いて元気な状態の蟻を見続けなければならないので、そもそも虫が苦手な人にはちょっと辛いかもしれませんね。
でも蟻を殲滅するためなので、何とか我慢してください。
我慢してある程度放置すると、蟻はいなくなりました!
ここからが重要!
この液を吸った蟻は死にますが、巣に残った卵が孵化するとまた同じように家に侵入してきます。
その卵が孵るのが約10日前後ということなので、それにあわせて同じ場所もしくは侵入経路へ設置します。
その後、蟻が出てこないようなら殲滅完了です!
外への設置で予防を
さて、家の中の蟻がいなくなって安心するのはまだ早い。
家の周りに別の蟻の巣があると、いずれ侵食してくることも。
そこで、近くに蟻の巣があるようであれば、その付近にもこの「アリメツ」を仕掛けます。
外に設置する場合、日光により表面に薄い膜が生じることや、乾燥で蟻が捕食しにくくなることがあります。出来るだけ日陰に設置して下さい。
また、無理に捕食させようと蟻を捕まえて近づけたりすると、警戒して逆効果になり兼ねないので、場所を精査しじっくり待つことを心がけましょう。
注意
先ほども書きましたが「アリメツ」に含まれる「ホウ酸」は毒です。
子供やペットが触れたり舐めたりしないようにするのはもちろんのこと、自身も手に触れたものを謝って口に入れたりしないで下さい!
外に仕掛けるときも同様です。
子供が遊ぶところの近くや、ペットが歩くところには設置しないようにします。
どうしても必要なときは、その場所に入れない・触れないような工夫が必要です。
蟻の殲滅に気を取られて、ご自身や周りの安全が疎かにならないよう注意して下さいね。